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すばらしかったリサ・ラーソン展

日本は北欧ブームだ。それに押されるようにして
北欧作家たちも浮上してきたようです。
日本で雑貨感覚の延長に扱われがちの作家たちの
優れた吐息を感じたのは、em-pmさんのブログからでした。
彼女のフィルターを通して紹介される作品は、どこか違い美しい。
そして、ついに実物を見た。素晴らしいー!まさにアートだ。
ひとつひとつのリサ・ラーソンの作品から豊かな愛と輝きが溢れ出ていた。



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渋い素材である陶器に着色された色、絵、形。
その造形美とユーモアは温かく、人を魅了させる。


陶芸だからこそできるレリーフ的表現、
プチプチとしたラインや線画、
ポコポコとついた粘度、絶妙な上薬の色彩、
焼き具合。デザインの発想、絵画力。
すべてがパーフェクトで見事に調和され、
リサ・ラーソンの豊かな感性と才能に
釘付けになってしまった。

そして彼女の大らかな人柄も魅力のひとつだ。
どうしたら、あんなに素敵なおばあちゃんになれるのかしら?


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展覧会場には、
12分のインタビューVTRがあった。
さりげないひとつひとつの言葉は、
どれも興味深いものだった。
サマーハウスの話、家族の話、創作の話。




本で知るリサ・ラーソンは、いつも笑顔で、
その笑顔は温かくチャーミングで素敵だ。
家族とも円満そうで、家庭的な人でも
あるのだろうなっと思っていた。
ところがVTRでは、やっぱりアーティストだ。
創作者は時に没頭するものだ。
「もう少し、家族と一緒にいてあげられたらよかったわ」
と笑顔で話す。やっぱり同じだったと少しホッとしました。
今は家族と一緒にいられる時間を大切にしているそうで、
「感謝しているわ」と。感謝という言葉も随所で言ってましたね。

画家である夫君のグンナルは最高のパートナーのようだ。
作品の批評は彼がするそうで、その目は確かだから、
安心して創作ができるとも。
尊敬できるパートナーを持つことは、私の夢だ。
2人のような・・・・に、なりたかったな。

彼女は成功しようとか一度も思ったことがないそうだ。
自ら、ああしようこうしようとしなくても、
人が周りに自然に集まって来たのだそうだ。そのひとり、
彼女の才能を見いだしたスティグ・リンドベリとの
出会いは大きかったと語っていました。
そうです!私もまた彼の作品も大好きなの。
今度はスティグ・リンドベリの展覧会があるといいな。

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北欧が生み出すアート、アーティストは自然体で素朴だ。
ケバイ色彩ではなく上質な美しい色合い。
消耗されていくモノではなく、作品のようでありつつ
日常にスゥーっと溶け込んでいる。洗練され、
ゆったりしたリズムで調和された美しい日常品。
それは、どこから生まれてきているのだろう?
白夜の世界、銀河の世界、美しい森、湖。
澄んでいそうな空気、長い冬と短い夏。
北欧デザインは、どこか自然界の香りがする。

おわり


この記事はブログ「オアシスの庭」のつづきになっています。
オアシスの庭は、こちら→



1番上:購入したリサ・グッズ/プラスチックトレー
2番〜4番:展覧会図録
5番:本/リサ・ラーソンの作品集
     サブタイトル「作ることは、生きること。」
1番下:我家の緑

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by voyant-art | 2014-09-20 16:45 | 好きなアート


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